Ab dem Sommersemester fängt man sein Studium an.

 ドイツを含めて、海外の大学は基本9〜10月開始です。今回は冬期セメスター入学と夏期セメスター入学はどう違うのかについて書いておきます。

 まず、夏期セメスターで入学できるBachelorsdegree取得目的のコースは少ないです。そのため、学部学科が絞られてしまいます。

 さらに、各大学のHPを読んでみると、開始時期に関して"ab Sommersemester möglich"とは書いてあるものの、möglich(可能)というところに注意が必要です。大学によっては、「可能ですが冬期セメスター開始を推奨します。」と書かれています。なぜかというと、講義の内容が冬期セメスターと夏期セメスターで特に分けられてはいないからです。

 例として自分の在籍しているInformatik B.Sc.では、冬期始まりの第1セメスターで、Javaプログラミングや基礎数学など、当然ながら第2セメスターに向けての内容を勉強します。夏期セメスター開始をする学生は基礎プログラミングの知識や、基礎数学(基礎線形数学など)の自習が科目によっては必要です。

 同時期に入学した学生は多くはありませんでしたが、それでも現時点で4月以来見ていない学生が多すぎる気がします。でも、また10月から始めよう、転科しよう、大学を移ろうというのも日本とは違って特別なことではありませんので、大きな問題ではないようです。