ドイツのサッカーリーグシステム

 ドイツへ再び来て、今のサッカーチームに所属してから1年以上が経ちました。昨日の試合で勝利して、リーグ内16チーム中3位に上がりました。

 自分のチームの所属リーグの位置付けを説明するために、ドイツのサッカーリーグのシステムを簡単に説明します。ドイツのサッカー1部リーグは有名なBundesligaです。それに続くのが2.Bundesliga, 3. Liga, Regional Liga, Oberliga, Landes Liga, Landesverbändeです。よくTVで放映されるのは2. Bundesligaまでですが、Regional Liga(4部)のチームでも専用スタジアムを所有しており、ファンもたくさんいます。

 自分のチームが所属しているリーグは、Landesverbände(7部以下)で、10部、11部あたりになると思います。(詳しくは、Aachen Kreisliga C staffel 1です。)後残り4試合の結果で、リーグ内2位を獲得できればリーグ昇格が確定します。2位との勝ち点差は3点です。

滞在許可証受け取り

3月下旬に申請した滞在許可証のカードが手に入りました。6〜8週間かかると言われていたので、2週ほど早く受け取れました。

カードと一緒にZusatzblattというパスポート代の添付書類を渡されて、そこに年間120日分の就労、もしくは240日分の半日の就労を認めることと、大学名、学科名が書いてあり、学生として滞在を認めるということが書いてあります。

これで晴れてアルバイトができますが、大学の予定と合わせてできる時間だけやっていきます。

 

 

演習

今回はInformatik Bachlor of Schienceの1セメスターで受けている科目と演習について書いておこうと思います。

科目は4種類あって、「線形代数学」「データ構造、アルゴリズム」「確率、統計」「Formales System,Automaten,Prozesse」です。

最初のセメスターなので、基礎作りを目的とした科目で固められています。すべての科目が、講義、グループ演習、演習(全体)と分かれていて、グループ演習では毎週与えられる提出課題の導入として、練習問題の演習と解説をしています。全体演習では、主に提出した課題の解説を行っています。

セメスターの終わりにある試験の受験の前提条件として、課題点50%を満たすこととありますが、科目によっては50%でも厳しいものもあるので、教授に聞く、InformatikもしくはMathematikのBachelor過程を終えている知り合いなどに聞く必要があります。(今日提出した線形代数学の課題は、数学博士課程を終えた知り合いに少し助けてもらいました。)

 

 

講義

いくつかの講義が開始しました。

今週はアルゴリズム解析、線形・代数学と基礎数学の講義に出ました。講義内での理解度全体で7割くらいだと思います。特に難しく感じたのはアルゴリズムでした。内容が難しいのもありますが、講義のスピードが速いので話についていくので精一杯です。

課題ももちろんありますが、ネット提出のものと、レポートとして紙媒体で提出のものと2種類あります。講義とは別に演習があって、課題はそちらで出す科目もあれば、特別に演習を設けない科目もあるので、忘れないように気をつけなければ・・・。

助けになっているのは、学校で設けられているe-lerningシステム。講義内容のアップロードが当日より前にされているので、予習や復習ができるのと、ビデオチームによる講義の録画データがアップロードされています。特に予習の段階でわからない単語を押さえておくのが重要。

来週から演習と課題の提出が始まるので、提出遅れないようやってきます。

 

Einführungsveranstaltung(入学説明会)

いよいよ今日から大学生活がスタート。正午から入学説明会に行ってきました。Vorkursに来ていた学生も見かけましたが、新しい学生も多かったです。

 

Informatikの1.Semesterの必修科目などの説明や、講師の紹介など約1時間半ほどで終わりました。そのあとまた夕方から、数学、物理、情報を含む学部説明会があって、主に学生が運営している、学生会のような団体の活動紹介と、参加の募集をしていました。講義の開始は木曜日からで、明日もまだ説明会があるそうです。そのほかにも、新入生歓迎会や、バーベキューなどのイベントもあります。

学生情報のネット管理

入学手続きをしてから、2週間たちました。しかし、いつまでたっても手続き後の手順が踏めない!

この大学での入学手続き後の手順は、

1)1セメスター分の費用(雑費、学生の交通機関利用チケットなど)の振込をする。

2)振込が確認されたら、学生番号とパスがあるので、ネットでログインする。(1週間ほどかかると記載)

3)また他のTIMという番号とパスがもらえるので、それで自分のデータ管理をするページでログイン、学生証の写真をデータでアップする。

4)学生証を後日受け取り、交通機関の利用チケットは郵送される。

1週間過ぎたところから連絡を取り始めて、やっと昨日問題が解決した模様です。話によるとなぜか2つアカウントがあったとか・・・。

 

このデータ管理ページとは別に、履修申請などをするページもあって、そこで在籍証明などの書類もオンラインで手に入れることができます。

ドイツの大学は入学試験がない(Abitur、日本でいう高等学校時点で卒業試験があるため。)ので、出願も入学手続きもドイツの高等学校を卒業した者であればOnlineでできます。これだけネット管理されていると、ネット接続が遮断されてしまったら何もできませんね。便利ですが、不具合もついてくるのでいいことばかりではないようです。

Ausländeramt(外国人局)

 本日は外国人局へ行って、Aufenthaltserlaubnisの発行手続きをしてきました。2週間前ほどにブログに書きました必要書類等を持参して、事前に予約を取ってあった担当者のオフィスで手続きをとりました。担当者は日本のドイツ領事館にて発行した生活費負担証明書について、ドイツ国内の銀行を振込先に指定させる必要があるはずなのに・・・と、途中で言っていましたが、特に問題はなく手続きは終了しました。証明写真ですが、日本のパスポート大の証明写真は、ドイツで言うBiometrisches Fotoには当てはまらないので使用できないみたいです。日本のものよりもっと顔が大きく写してあります。

 今回のAufenthaltserlaubnisの有効期間は最長の2年間です。受け取りまでにかかる時間は6〜8週間で、一度ベルリンに書類を送って、発行、返送するそうです。アルバイトは手元に滞在許可の電子カードが届いてからしてくださいと言われました。アルバイトには時間と所得の制限がありますが、それについてもまた後日書いておきたいと思います。